昨年の「第13回 都子さんメモリアル 愛とヒューマンのコンサート」をもちまして、メモリアルコンサートを終了しました。長い間、多くの方々からご支援をいただきました。ありがとうございます。
今後も、折に触れて、「歌い継ぐ」、「語り伝える」という活動に取り組みたいと考えております。
今年7月、富山市で開かれる「人権擁護委員中部連盟研修会」において、魚津でのメモリアルコンサートの歴史を紹介し、合唱曲も紹介する予定です。参加者には「あなたの心に」が歌えるようになって帰ってもらおうと計画しております。
9月頃、老人福祉施設と障がい者交流センターでの「訪問コンサート」も予定されています。
実行委員会のメンバーでもある弁護士の佐伯さんからの提案があり、 富山市で開催される人権擁護委員中部連盟の総会の際にメモリアルコンサートについてのプレゼンテーションとミニコンサートを計画しました。人権擁護委員会の趣旨と坂本堤さん都子さんの生き方は、ぴったり重なります。
約40名の合唱団を編成し、CDを用意し、プレゼンの準備もしていたのですが、「モンスター・タイフーン」と呼ばれる強力な台風8号のため、中止を余儀なくされました。
後日、この日のために作製したCDや資料を、各県の人権擁護委員会にお届けしました。
久しぶりに片貝谷に向かいました。朝のうちは、あいにくの雨で、往路の山ノ守キャンプ場はひっそりとしていました。
タケニグサが実をつけはじめています。
この時期、タケニグサを振ると実と実がぶつかってひそやかな音が出るので、「ササヤキグサ」(囁き草)とも呼ばれます。
やがて雨があがって、東又発電所付近まで行って帰りみち、キャンプ場はバーベキューを楽しむ親子連れで大賑わいでした。
9月6日、坂本堤さんの、かつての同僚などが慰霊碑を訪問した、と地元地方紙で報じられました。9月6日は堤さん、都子さんの遺体発見の日です。名立では6日を堤さんの「命日」として、地元のお坊さんたちがお経をあげていると聞きます。
7日は、ひさしぶりのからりとした晴天。慰霊碑には前日の献花が載っています。近くの芝生広場では、親子連れがシャボン玉遊びに興じていました。
注)《愛とヒューマンのコンサート委員会》 |
故坂本弁護士夫妻の願いを音楽で伝える活動をしています。各地での、愛と平和、障害者支援、震災被災地支援、「つながって生きよう!派遣切りを許さない」などのコンサートの企画や開催を市民の皆さんとともに重ねています。(〒350-0234 埼玉県坂戸市緑町7-12 今野強) |
10月26日、「片貝山ノ守紅葉まつり」が開催されました。売店が並び、チェーンソー彫刻が披露され、大勢の人でにぎわいました。山ノ守キャンプ場の少し奥、第4発電所付近は紅葉の盛りです。慰霊碑前で手を合わせる人や銘文を食い入るように読んでいる人の姿もみられました。
11月3日、あいにくの雨の中、慰霊碑を訪れて、お参り。山ノ守キャンプ場の周辺も紅葉が盛りです。富山市で護憲の集まりがあり、終わって帰りの高速道路で虹に出会いました。
地元新聞社2社の記者から問い合わせや取材を受けました。11月4日の、一家の25年目の「命日」にむけて、何か企画しているのかと尋ねられました。
事件発生は1989年11月4日の未明です。しかし、事件の経緯をみると、「11月3日の深夜」としたほうが、いいのかもしれません。オウム真理教幹部らが、3日夕方から坂本堤弁護士の帰宅を待ち伏せして殺害しようとしていたが、堤さんは自宅にいたため、麻原の指示により、家族全員の殺害に変更しました。
憲法公布記念日(文化の日)の11月3日に、何か小さなイベントをできればいいな、と考えてはいたのですが、残念ながら、当方に余力がなく、手が回りませんでした。
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