2009年9月6日 第9回 都子さんメモリアル
富山県魚津市 新川文化ホール (大ホール)
初代実行委員長で現市長
沢崎義敬氏の挨拶
大山友之さん
(都子さんのお父さん)
ヴァイオリン:松本克巳 ピアノ:中島彩 フルート:真鍋恵子
合唱団「SATOKO」
舞台上手(かみて)には、3人の写真と
夫妻の好きだったバラの花が飾られました。
終演後の反省会
「真白き富士の嶺」という歌があるおかげで、明治の末におきた逗子開成中学校のボート転覆事故が多くの人に知られている。「あなたの心に」を歌い続けていくことが、事件の風化を防ぎ、都子さんたちの生き方を語り伝えていく力になる・・・(合唱指導の古川さんの発言から)
実行委員会&出演者の「反省会」
大山さんは、都子さんの少女時代のエピソードを二つ紹介されました。
(その1)小学校の校庭で、いじめっ子の男児が別の男児をいじめているところに割って入り、いじめっ子を追い払った。帰宅して、そのことを自慢げに話していたが、実は近づいてくる教師の姿を見て、いじめっ子が逃げたというのが真相らしい。・・・それにしても、割って入るだけでもスゴイ女の子です。
(その2)ブラスバンドに入って、本人はフルートをやりたかったのに、顧問の先生はクラリネットに割り振った。フルートにしてほしいと嘆願したが聞き入れられず、校長に直訴して、変更をみとめさせた。・・・初志貫徹の頑固な少女であったようです。
2009年9月7日 慰霊碑&訪問コンサート
演奏&献花
この土地の所有者である山本さん夫婦も参加されました。先日、草刈りと周囲の木々の枝打ちをされたとのことです。
ハンノキのたもとで「タイスの瞑想曲」を奏でる
大山さんは、自分で車を運転して魚津へ来られました。後日、次のように語っておられます。
「体力の続く限り慰霊地特に魚津にはお伺いしたい。はってでも行きたい。都子の現地は勿論だが、魚津の皆さんにもお会いしたい。合唱団の皆さんにもお目にかかりたい。今年は体力をつくづく感じた。帰ってきてから体のあちこちが痛い。来年以降は鉄道を使って行かせていただく。今後とも魚津の皆さんに励まされ、それを力として頑張りたい。どうぞよろしくお願いします」
片貝小学校の学童も参加。
隣の老人福祉施設のスタッフ2人が、偶然この催しを知った、と参加していました。事前に知らせておけばよかった・・。
↑ 片貝公民館 ↓ 障害者交流センター
参加者が演奏者のそばに歩み寄ったり、踊りだしたり、…とても盛り上がりました。