パソコン環境更新記録
HDDファンのトラブル
2010.11.23
2週間ほど前からメイン機の起動時に異常音があった。30秒ほど続いたあと音が消えて、あとは何事もなかったかのように動いている。以前に、似たような症状がHDDクラッシュの前兆だったこともある。
HDDがクラッシュしたら目も当てられない・・・
ケースを開けてみると、どうやらデータ用のHDD(320GB)のファンらしいことがわかった。ところが、原因を特定するためファンの電源を抜いたり挿したりしているうちに、こんどはHDDが認識されなくなった。HDDの電源が切れている。ファンの電源とHDDの電源と連動するはずはない。
データ用ドライブのSATAのパワーコネクタがルーズで、抜けそうになって電源が供給されなくなるためのようだ。ファンに異常があって、振動がかかり、ドライブに電源が入ったり切れたりの状態だったことが想像される。
そうこうするうちに、こんどはブルーバックがでてWinXPが起動しなくなってしまった。
Stop 0x000000ED
Unmountable_Boot_Volume
仕方なくXpのCDから回復コンソールで chkdsk /r コマンドを実行してシステムを復活した。(2時間以上かかった)
4号機では熱によるHDD異常が多発し、5号機では熱対策のためにファンを増設したが、それが裏目にでた。5号機では2台のHDDを離して設置しているので、熱はさほどこもらない。メインのHDDはフロントケースファンに近いので、わざわざHDDファンをつける必要はなかったかもしれない。とりあえずHDDファンを撤去した。
いまではバックアップをNASで行なっているので、そもそもHDDを2台も内蔵する意味はないかもしれない。というわけで、「パーティションワークス」を使って、500GBのHDDをパーティション分けして、システムとデータに充てた。これでもトータルで使用率は20%以下。
パーティションワークス
2010.11.22
サブマシンとして使用している4号機のHDDが窮屈になってきた。160GBのIDE接続。パーテーション分けでCドライブ、Dドライブとして、前者はシステム領域、後者をデータ領域にあてている。
HDDの状態をチェックしたら、Cドライブの使用率が46%、Dドライブは82%になっていた。いまさらIDEのHDDをグレードアップする気にもなれず、未使用として残っていた領域をDドライブに組み込むことで使用率を64%まで落とすことが出来た。
PartitionMagic も持っているが、最近はどうも動作が不安定で、信用が置けないので、あらたに PartitionWorks を買い求めた。対応OSは Vista & Xp となっていて、少し不安も感じたが、CD起動ではWindowsPE 上で動作するので、PCのOSとは無関係のはず・・・
4号機は Win2000 がインストールしてあり、いまさら変える気はない。PartitionWorksをCD起動してみると、何の問題もなく動いてくれた。
なお、WinPEの制約から72時間を超えて連続使用はできない。普通はそんな使い方はしないだろう。
外付けMOドライブ
2010.07.12
絶滅危惧種MOドライブ(外付け、バスパワー)を確保した。パーツショップの店頭では見かけなくなり、アマゾンの通販で発注した。現マシンでは内蔵しているが、この先入手難になることが予想される。「50年保存可」を謳うように、MOには安心感がある。
いまとなってはMOの容量は貧弱だ。しかしCDやDVDは、いまいち使い勝手が悪く、安定性に欠ける。印刷所への入稿や一部のデータバックアップにはMOを使っている。
しかし、いまやドライブを製造しているメーカーは富士通とコニカミノルタだけ。それだっていつまでもつかわからない。メディアについても撤退が相次いでいる。
なお、使用にあたってはドライバをインストールする必要がある。
外付けFDD
2010.07.08
外付けFDDを買い求めた。いまやほとんど使わなくなった記憶媒体ではある。かつて、PC-8801+8インチフロッピー、その後5インチ。この頃は、その名のとおりfloppyでひらひらしていた。3.5インチは使いやすいメディアだった。いまや画像ファイル1枚でもフロッピーには収まらない。時代の移ろいを感じる。
現在のメインマシン(SiliconBear5)にはFDDを内蔵している。しかし、もう内蔵ドライブは入手困難になっているし、そもそもマザーボードのなかにはFDD端子を省いているものもある。次期マシンではFDDは内蔵しないつもりでいる。
もう使うことはないかもしれないが、昔のディスクがどこかからひょっこりでてくるかもしれない。廃れてドライブが入手できなくなることを心配して、いまのうちに購入しておくことにした。
動作テストして、保管しておくことにする。動かしてみて面白いことに気づいた。Bドライブとして認識されるのだ。昔々FDDが全盛のころ、2台のFDDを搭載してABドライブとするのが普通だった。その名残で、AとBのドライブレターは通常は他のドライブには割り当てられない。いまごろになって「B」ドライブにお目にかかるとは思わなかった。
デジカメ OLYMPUS CAMEDIA SP-560UZ
2010.02.19
仕事用に、接写台に装着して使うつもりでキタムラカメラの中古品を探して購入した。カタログ画像を見て、液晶パネルが可動式と思い込んで発注したが、届いた品物を見たら、固定式だった。紛らわしいところにコネクターがついている。
ホビー用に回そうかと思うが、野山で花を撮影することが多いので、固定液晶パネルではアングルに制約があって苦しい。
2011年5月、電源を入れると、ズームの異常がどうとかいうメッセージが出て、そのままOFFになってしまう。何度くりかえしても同じ。レンズ駆動系が故障したようだ。修理してまで使う気になれず、廃棄。
NAS & プリントサーバー 2009.11.14
業務用にプリントサーバー(BUFFALO LPV3-U2S)とNAS(I-O DATA HDLP-G500)を導入した。
プリントサーバーは双方向通信が可能な機種。インストールには注意が必要。適当にLANの設定をすると、双方向通信が機能しない。ときどきLAN上で行方不明になることがあり、その場合には電源を入れ直してユーティリティソフトで検索をかける必要がある。
以前はPCにつないだプリンタを共有する設定で使っていたが、LAN接続するためには各PCにドライバをインストールするなど、少々面倒だ。なにせ、LAN上にPCが7台つながっているので・・
NASは2.5インチドライブで小型、ファンレスなので静か。GB-LAN対応。USBでPCと直結して使うこともできる。これだけのスペックのものがリーズナブルな価格で入手できるとなると、余ったHDDがもったいなくてUSB外付けケースに設置していたのがばかばかしくなる。
データのバックアップ系統として、また、一部のデータは共有したほうが便利なので、こちらをプライマリにして使用している。
ノートパソコン 2009.06.15
サブマシンとして中古のノートパソコンを購入した。利用したショップは、以前に仕事用の液晶ディスプレイを購入したことのあるアンカーネットワークサービス。品揃えが多く、品質管理もしっかりしている。中古情報機器協会(RITEA)加入企業である。
それほど高性能は求めず、軽量で、画面はXGA(1024×768)という条件で日立の FLORA 210W NL6PC8NL6-XF1330CB0 を選んだ。
Windows正規ライセンス付き「ReBornPC」である。
CPU:インテル Celeron M プロセッサー 1.50GHz
HDD:40GB RAM:768MB DVD:なし
無線LAN:IEEE802.11a,b,g 準拠 有線LAN:1000BASE-T対応。
OSは、リサイクルPC専用バージョン(Microsoft Authrized Refurbisher =MAR)のXP-HOMEがインストール済み。そのほかにKINGSOFTのフリー版のセキュリティソフトと KING SOFT Office2007がインストールされている。これで2万円弱だから、なかなかのコストパフォーマンスだ。
さて、ノートPCを立ち上げて、LANに接続しようとしたが、メインPCとつながらず、NASの共有、プリンタの共有などが思うようにいかない。レジストリをいじったり苦心惨憺。‥ふと、思い出したのがメインマシンに入れたセキュリティソフト「ウィルスキラーゼロ」だ。チェックしてみるとデフォルトで「最高レベル」のセキュリティがかかっていて、共有を排除し、ある種の設定の変更も受け付けない状態になっていた。MediaPlayer など一部のソフトの動作がおかしかったのも、アップデートをブロックしていたためのようだ。デフォルトでそこまでやるか・・・とあきれたが、思わぬ初歩的なところで足をすくわれた形だ。
光学ドライブ増設
2009.07.24
サブ機として使用しているSilicon BEAR4号機に光学ドライブ(LG GH22L/NS40)を増設した。元から搭載していた東芝サムスンTS-H652Lと合わせて、ほぼ同じスペックの2ドライブとなった。
以前に、外付けドライブと内蔵ドライブで2ドライブとしてコピーなどに使おうとしたことがあったが、エラーが多くて使い物にならなかった。1ドライブでCDやDVDを作る必要があるときは、ディスクイメージを作製して書き込むという手間がかかる。大量に作る場合は、それでもいいかもしれないが、数量が少ないときには時間を無駄に費やすことになる。
内蔵ならいけるかも、と試してみた。結果は成功。ほとんど問題なくコピーができた。
NAS(Network Attached Storage) 2009.05.30
あたらしいNASを導入した。いまやあたりまえになったGB-LANに対応。
旧マシン MELCO Link Station (HD-160LAN) の後継として I・O DATAの LAN DISK HOME(HDL2-G1.0)
をえらんだ。
ファンレス構造で静かなこと、アクセスがないとHDDを停止する機能があること、RAID機能があること。などが選択理由。
筐体がおおきいのはHDDを2台装備しているため。中央に「竪穴」があって、自然放熱する構造になっている。埃が溜まらないか少し心配。アクセスしていないときでも筐体は結構熱くなっている。大丈夫なのかな??
リモートリンク機能、マイウェブ機能というのが備わっていて、インターネット経由でアクセスできる。これは最近のNASの潮流のようだが、セキュリティ上は大丈夫なのか?‥不安なので、当面はこれらの機能は使用しないことにする。
これを機に、電源ケーブルの取り回し、LANケーブルの配線を見直した。
スイッチンハブ 2009.05.24
スイッチンハブを COREGA CG-SW05GTPLW から COREGA CG-SW08GTXB に交換した。徐々にGB-LANが主流になってきて、ルーター(100BASE)のポートが使い物にならなくなってきたため、5ポートのスイッチングハブでは窮屈になってきた。
プリンタ(キャノン iP4600) 2009.05.10
2005年4月から使っていたキャノンiP4100の「廃インク吸収体」が満杯になって、ついにインクが筐体外に漏れてくるようになった。そもそもは、発色が気に入らず(色転び)、頻繁にクリーニングをかけたことが原因のようだ。
当初から色の再現性については不満があり、加えて、御手洗会長の人間性に不信があり、エプソンに変えようかとずいぶんと迷った。が、自動両面印刷やカセットとフィーダーの2系統給紙など、使い勝手の良さではキャノンに軍配が上がる。使用頻度が高いだけに、使い勝手を優先した。
前機種に比べて、インク滴のサイズが半分になり、画質は若干よくなったような印象を受ける。
用紙は、4100では右に寄せる方式だったのが、中央に置くようになった。たぶん「ふちなし」印刷などの際に、はみ出すインク滴が汚れの原因になるので、すこしでも分散し緩和しようとしているのだろう。従来、エプソンにはあってCANONになかった「180度回転」ができるようになった。用紙は相変わらずA6、B6の設定がない。
もっとも困るのはやたら「準備中」の待ち時間が長くなったことだ。少々ではない。故障したのか?と心配になるほど「準備中」が延々と続くことがある。CDレーベル印刷の際には、いらついて蹴飛ばしたくなるほど「準備中」が頻発する。ドライバの出来が悪いみたいだ。
新PC(SiliconBEAR 5号機) 2009.03.20
遅ればせながらWindowsXPをメインに、また、それを機に新PCを、と考えた。
ARKのBTOマシンをベースにしたが、大幅に弄くり回した。ベースマシンのCPUをE8400にグレードアップし、HDDを1台追加、旧マシンからMOドライブを転用。カードリーダー付FDDを追加‥‥
1号機から4号機のPCケースはミドルタワーだった。ミニタワーは初めてだ。デスク回りの配置にはコンパクトでいいのだが、内部の空間に余裕がないので、パーツの組み付けには苦労した。
ファイルベイの取り付け金具を細工したりして、無理を承知で2台のHDDにそれぞれクーラーファンを取り付けた。以前に、発熱が原因と見られるHDDの不調に悩まされたことがあり、HDDの熱対策を重視した。
FAXモデムは内蔵をあきらめ、USB外付けとする。
MOは2号機の内蔵ドライブを転用した。DOSマシンを廃棄したので、データ交換には不要になったが、データの長期保存、セキュリティ上の観点から、やはり残すことにした。MOドライブだけアイボリーなので、不調和ではある・・・
09.05.02 HDDファンから異常音があり、交換。
詳細は→5号機仕様
NASおよびLAN切替 2009.03.03
直接業務用のネットワークと間接業務&業務外のネットワークの間でデータを受け渡しするためにNAS(Network Attached Storage)を介してLAN切替機を設置した。直接業務用のLANはセキュリティ上、外部には接続しない構成にしてある。
NASは「玄人志向」の「玄蔵」と名づけられている製品(GW3.5MM-U/LAN)。3.5インチIDEのHDDに対応し、LANの端子とUSBの端子がついている。USB外付けHDDとしても使えるが、LANとの同時使用は不可。手持ちの40GB・HDD(Seagate)を組み込んだ。
マニュアルの類はすべて英文。ネットで同製品利用者のレポートなども参考にした。HDDは、あらかじめ「これdo台」を使うなどしてフォーマットしておいたのだが、実際には「玄蔵」にセットしてから、管理画面でフォーマットしなければ正常に作動しない。
ネットを切り替える構成なので、IPアドレスを「自動」にするとエラーをおこしかねない。他のPC等とバッティングしないようなアドレスに固定で設定。アクセスのないときにHDDの電源を落とす機能があるので、これは60分に設定した。
LAN切替機は、ありそうでいて、探すとなかなかみつからない品物だ。「伝説のLAN切替器」なるものを入手した。要は、きわめてクラシックなメカニカル切替器である。
┏ ネットワークA (業務用:電子カルテ&デジタルレントゲン)
NAS━切替機
┗ ネットワークB ━ ルーター ━ インターネット
(PC4台、ビデオレコーダー2台、NAS1台)
玄蔵のファンの音がうるさいので、交換できないかとばらしてみたが、30_のファンが使われていて汎用品の40_のファンは納まらない。
業務用PC (鉄板アトム) 2009.01
Win98で動かしていた業務用PCを更新するため、BTOマシンを導入した。
クライアントマシンとしての使用なので、本体にはさほど高度の能力は必要ない。Intel Atom で省スペースマシンを、と選択した。ノートに準じた2.5インチHDD,スリム光ドライブ、というスペックのものもあったが、あとあとのメンテナンスのことも考えて、周辺パーツは通常のデスクトップの仕様のものにした。
以前にWin2000とUSBキーボードとの相性に悩まされたことがあったので、K/B、マウスはPS2のものを用意した。
HDDはS-ATAの320GBが付属してくる。これはもったいないので、取り外し。手持ちの80GB 3.5インチIDEのHDDを流用した。さいわいM/BにパラレルATAポートが1つついていた。なおFDDのコネクタはない。
Windows2000をインストールし、つづいてドライバ類をインストールしようとして、つまづいた。M/Bに付属しているCDのインストーラがWin2000に対応していない。仕方なく、コントロールパネルから「ハードウエアの追加と削除」を起動して、ひとつひとつ探してインストールした。
名称: -est200 (Faith)
CPU:Intel(R) Atom 230
M/B:Intel(R) D945GCLF ※メモリーは仕様上533MHzの動作
Intel 945GC and ICH7 Chipset
DIMM socket x1 PCI slot x1 IDE connector x1 Serial ATA port x2 USB 2.0 port x6
メモリ : PC5300 DDR2 2GB 667MHz JEDEC (2GBx1)
HDD : 80GB IDE
光学ドライブ : Pioneer SATA対応スーパーマルチ (±R18x/±RDL10x/+RW8x/-RW6x/RAM12x)
ネットワーク : 10/100Base LAN オンボード
PCケース : Mini-ITX/250W SFX電源内蔵 UNITCOM ITX200
300(d)x220(w)x129(h)
09年3月、異常音が発生し、ケースを開けてみるとマザーボード上のファンからの音だった。インテルはCPUとMB(D945GCLF)をセットで販売している。CPUはファンレスで、チップ用のファンがついている。よくよく見ると、装着されているのは純正のファンではないようだ。Faith はBTOとして販売するにあたり、ケースに納めるために、チップセット用ファンを高さの低いものに交換したようだ。そのファンの品質または取り付けが悪いために異常音が発生したと思われる。
分解して、ネジをとめなおしてみたら、少しはよくなったが、異常音が続くため、ファンを交換することにした。少々値は張ったがainexのCFP-40SGに交換した。
これdo台 2009.01
何台かのノートPCを廃棄するに際し、HDDを消去するためにCentury KD25/35PROを購入した。
消去だけでなく、HDD間のコピーやHDDとPCのUSB接続ができる。
正常に起動したマシンは、フリーソフトの「DESTROY」を使って消去したが、何せ古いDOSマシンは、起動すらしない。本体からHDDを取り出し、「機械的」に消去しようかとも思ったが、あわよくばデータを取り出そうというわけ・・
だが、「PC接続モード」でUSB接続HDDと同等の環境になるはずのところ、Winがうまく認識してくれない。USBになにかつながったことは認識しているが、ドライブとしては認識しない。どうも、古いDOSマシンのHDDを読ませようとするのが無理のようだ。
さらに古いマシンから取り出したHDDは、コネクタが異なる。‥‥眺めているうちに思いだした。昔の内蔵HDDは「SASI」という仕様が主流だった。3.5インチHDDの短辺いっぱいの幅のコネクタである。これは「機械的」消去しかなさそう・・・