Silicon BEAR 4号機 仕様 2007.08
CPU Intel Core 2 Duo E4300
1.80GHz 800MHzFSB 2MB-L2Cache
(LGA775 Socket)
M/B Intel 946GZ ICH7 Chipset (AOpen 946GZ-DAG)
フォームファクタ=ATX
OSWindows2000Professional+SP4
電源 ZUMAX 400W
GPUIntel GMA 3000 GFX (On Boad)
RAM 2GB( DDR2 PC5300=DDR667 240pin (JEDEC) 1GBx2)
HDD メインHDD:160GB →500GB (2011.08) WD5000AAKS バルク品
従来型のIDEに接続 →SATA接続
DVD @LG GH22L/NS40 Bulk
読取速度/ CD-R 48倍速・ CD-RW 48倍速・ CD-ROM 48倍速・
DVD-ROM 16倍速・ DVD±R 16倍速・ DVD±RW 16倍速・ DVD−RAM 12倍速
書込速度/ CD-R 48倍速・ CD-RW 32倍速・ DVD±R 22倍速・ DVD+R DL 16倍速・
DVD-R DL 12倍速・ DVD+RW 8倍速・ DVD-RW 6倍速・ DVD-RAM 12倍速
シリアルATA接続

A東芝サムスンストレージ・テクノロジー TS-H652L Bulk
データ書込速度(最大): DVD:RAM5x/+R(DL)8x/-R(DL)4x/±R16x/+RW8x/-RW6x
CD:-Rx48/-RWx32
データ読込速度: DVD-ROM16x/CD-ROM48x
変換コネクターを使用してシリアルATA端子に接続  →IDE接続
MO  内蔵 640MB I/O MOI-AB640 (IDE接続)
カードリーダーOwltech FA405B/BOX(内蔵)
ディスプレイIO DATA LCD-AD195V 19インチ液晶(共用)
スピーカーディスプレイに内蔵
通信 LAN(Realtek Gigabit) On Boad
IO IFML-PCI2 (アナログPCIモデム
ケース他ATXミドルタワー
電源=400W


07年7月ころから、メインマシンの「SiliconBEAR2号機」がFAXモデムの不調に端を発して不安定になり、データを移してサブ機の「SiliconBEAR3号機」をメインにして使っていた。ところが、8月になって、こんどは3号機が不安定に。IDEドライブの認識がおかしくなって、そうこうするうちに全く起動しなくなった。アクセスランプが点灯したまま、BIOSも立ち上がらない。この時点であきらめて、新マシンをくみたてることにした。

それほど高性能は求めないけれども、最新のチップを使ってみたい・・・ということで、 CPUはインテルの「Core2Duo」シリーズ最廉価版の4300を選択した。M/BはAOpen製にした。日本語HPがけっこう充実しているみたいだったので、もしかして日本語マニュアルがついてくるかと期待したけど、英文だけだった。文字が細かい上に図が不鮮明で読みにくい。HP(日本語)の記述とマニュアル(英文)が食い違っているところもあった。(英文マニュアルのほうが正しかった)。あまり日本の市場は大切にされていないのかな?
ケースは「3号機」のミドルタワーを流用したので、ATXでも装着できるが、ほんとうはマイクロATXサイズにしたかった。先々、組替えてマイクロタワーやキューブタイプにする場合にはATXでは装着できない。しかし、求める仕様のものがなかった。仕様がなければ仕様がない??

HDDや光学ドライブなどは手持ちのパーツを流用したい。ところが最近のマザーボードはシリアルATAが主流になっていて、コネクターの数が足りない。で、変換コネクターを使用した。HDDをリムーバブルラックに装着するには、ケース内に収まるような形状は限られてくる。システムトークスの製品を選択した。

内蔵アナログモデムは、これで3台目だ。最初のは、あきらかにカミナリで故障(近くで落雷)。2台目はモデムを起動すると過電流がながれるらしくPCにリセットがかかる状態になった。これもカミナリの影響が疑われる。電話回線はカミナリに弱い。電話機などが何度も被害を受けている。カミナリとはいっても、直接的な落雷ではなく、いわゆる誘導雷である。
USB接続、外付けのモデムも使ってみたが、同期がとれなくなって途中で切れてしまうなど動作が不安定。で、性懲りもなくまた内蔵モデムを取り付けた。

メイン機とサブ機でキーボード、マウス、ディスプレイを共用するため、従来使っていたナカガワメタル製、KVM SWITCH をコレガの製品(CG-CKVMA2)に交換した。キーボード&マウスは旧来のPS/2コネクターを使用し、スピーカーも共用できる。

メーカー製PCの低価格化、パソコンのリサイクルの問題もあって、もはや「自作」の時代ではない、という声を聞く。もしかしたら、これが最後の自作マシンになるかもしれない。

4号機は、突然リセットがかかってしまうトラブルが頻発した。マイコンピュータの詳細設定、[起動と回復]で”自動的に再起動する”のチェックを外すことによって、いわゆる「ブルーバックエラー」表示でストップするようにした。しかし、表示されるメッセージは一定せず、原因がなかなかわからなかった。
どうやら大量のメモリキャッシュが行われたときに落ちるようだと気づき、BIOSの設定をあれこれ弄くり回して、DRAMのFSB を 667→553 に変更することで、ようやくブルーバックが発生しなくなった。
バルク品のメモリーはJEDEC準拠ということになっていたが、表示どおりの性能をもっていないようだ。加えて、M/Bの取説の不正確さに手を焼いた。BIOSについての記述と実際の画面が一致せず、デフォルトのはずの設定になっていない。

その後は、ときどき起動時に止まってしまってリセットをかけたり、シャットダウンが途中で止まって強制OFFしたり、という小さな不都合はあったが、なんとかメインマシンとして稼動していた。2008年暮れ、ウィンドウズXPの販売がいよいよ打ち切りになる、と報じられ、DSP版を確保するとともに、これを機にマシンを更新することにした。
2009年3月、5号機の導入により、サブマシンにまわした。ただし、4号機は稼動音が大きく、なんとかしたい。

2009.07.24 光学ドライブを増設し、2ドライブにした。また、ハードディスクのリムーバブルラックを除去し、かわりにハードディスククーラーを取り付けた。



2011年夏、OSが起動しなくなった。バックアップDVDを使って復旧しても、再起動すると、すぐに起動不能になる。HDDが昇天したようだ。あきらめてHDDを入れ替えることにした。
いまどきIDE接続のHDDは入手困難なうえに、たまにあっても高価。さいわいMBはSATA対応というか、むしろそちらがメインの仕様なので、SATAの安価(4k円弱)なドライブを入手した。
ウェスタンデジタル社製500GBのバルク品()。OSは、手持ちの予備のDSP版Xpを、とも思ったが、いまいちどWindows2000を使うことにした。但しWin2kは137GBまでしか認識しない。大容量HDDを認識するようレジストリを書き換えた。(
アプリのインストールでも苦労した。Win2kはSP4にアップグレードしたが、ソフトによってWin2kのインストーラーでは正常に作動せず、WindowsInstaller V3.1を探してきて、アップグレード。 これでほぼ従来の使用環境に戻すことができた。古いOSとはいえ、日常使う用途にはこれで充分なのだが、細かいところで苦労をさせられる。
4号機には、もうひとつ問題がある。バルク品のRAMが不安定。FSBを落として使っているが、それでも起動時にメモリチェックで止まってしまうことがある。そのうちメモリも交換したい。

DVDドライブを2基内蔵し、MOドライブ、FDD、マルチカードリーダーを内蔵。いまどきこんなマシンはないだろう。データの移動などに使えるだろう、と思って、Win2000のマシンを大事にとってあった。しかし、この2〜3年は起動することもなく、ただ飾ってあるだけになっていた。この際、思い切って処分することにした。
パーツを全部とりはずして、ケースは金物として処分。パーツはPCショップへ持ち込んだが、FDDやIDEインターフェイスの内蔵機器は下取りできないと断られてしまった。希少価値はあっても商品価値はないようだ。 (2017.06)


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