鎮魂の里・都子さんメモリアル
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2013年11月3日 第13回 都子さんメモリアルコンサート

富山県魚津市 新川文化ホール (大ホール)


リハーサル

← 合唱のリハーサル。今回は川崎祥悦先生の指導を受けました。
疲れやすくなった、と言っておられますが、アタマもカラダも元気そうで、とても81歳には見えません。
こうやって、それぞれの服装で歌う姿もいいものです。都子さんの詩、いろんな色の毛糸を連想させます。本番をじっくり見れない裏方の負け惜しみかもしれないけれど・・・


客席後部の音響室。ここで固定カメラによるビデオの収録、舞台上部の吊りマイクによる音の収録を行った。→

「坂本事件の真相を追求する茨城の会」から花がとどきました。

第1部



       <プログラムの内容から>

       オウム真理教による坂本弁護士一家殺害事件は1989年11月3日の深夜から4日未明にかけておきました。4日夜から6日にかけて、龍彦ちゃん、堤さん、都子さんの遺体が離ればなれに埋められました。遺体が発見され収容されたのは1995年9月です。2年後、僧ヶ岳林道沿いの発見現場に慰霊碑が設置されました。
       魚津では、1999年8月から、都子さんを追悼するコンサートを開いています。2005年以降は新川文化ホールの小ホール、2008年以降は大ホールを使用しています。 2011年には慰霊碑をふもとの「山ノ守キャンプ場」に移設し、翌2012年には移転の除幕式を開催。日弁連前会長の宇都宮健児氏をはじめ多くの法曹関係者が参加されました。
       2011年から2012年にかけて、都子さんのご両親(大山友之さん、やいさん)や、堤さんのお母さん(坂本さちよさん)が、支援団体の助けを借りて魚津へいらっしゃいました。年齢と体調から、「これが最後の機会」と語られました。
       音楽ホールを使ってのコンサートは、今回を最後とします。ただし、「あなたの心に」を歌い継ぎ、事件を忘れず、都子さんの生き方を語り伝えるという活動は、形をかえても続けていこうと思っております。これからもご協力をよろしくお願いします。



第2部


第2部の冒頭は、この日のために作られた曲「虹の伝説」、

第2部の終わりにアンコールにこたえて「せりこみ蝶六」が演奏されました。

最後の最後に、全員で「あなたの心に」を斉唱。



今回のアンケートは144枚が寄せられました。うち本文の記載のないものを除いた121枚について整理し編集しました。 お疲れさま・・・と、ねぎらいの言葉もありますが、続けてほしい、残念、といった言葉もたくさんあります。

アンケートはこちら(PDF) →

交流会

終演後、リハーサル室で「交流会」をもちました。子どもが主役のはずでしたが、大人が時間を使いすぎたかも……


学童らも合唱

懇親会

「交流会」終了後、市内のホテルに場所を移して「懇親会」を開催しました。



懇親会参加者に、「新川時論21 オウム&メモリアルコンサート関連記事抄録」を配布し、好評を得ました。1998年から2000年にかけて、都子さんのご両親(大山友之さん、やいさん)から寄せられた手記と、当方のメンバーが書いた記事を抜き出したものです。

こちらにPDFファイルを収録しました → 


本番の翌日(2013年11月4日)

片貝ヴィーラ(訪問コンサート)



後日、片貝ヴィーラ施設長の吉田さんからお手紙をいただきました。


山ノ守キャンプ場(献花)


これまで、雨に降られたことがなかったのですが、最後の最後に、雨の中での献花になりました。



雨のなか、不思議な場所での演奏。  慰霊碑前で「あなたの心に」を合唱。雨が止んだ!


障がい者交流センター


恒例の障がい者交流センターでの訪問コンサート。祭日だったために参加者はいつもより少なめ。毎度のことながら、障がい者の人たちの感受性の鋭さには驚かされます。


2013.12.08 初冬のたたずまい


木々は葉を落とし、山の上部は白くなっています。第4発電所付近では、道端にうっすら雪がありました。12月13日、第2発電所から先は「冬季全面通行止め」になりました。


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