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この日、別又谷から僧ヶ岳林道を通って、宇奈月へ抜けた。その途中、都子さんの慰霊碑に立ち寄ってお参り。一枚の紙切れを見つけた。２ヶ月前にオウムの幹部らが慰霊碑に供えた「謝罪文」だった。一部消えかかった文字もあるが、なんとか読める。 |
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この日、別又谷から僧ヶ岳林道を通って、宇奈月へ抜けた。その途中、都子さんの慰霊碑に立ち寄ってお参り。一枚の紙切れを見つけた。２ヶ月前にオウムの幹部らが慰霊碑に供えた「謝罪文」だった。一部消えかかった文字もあるが、なんとか読める。 |
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2000年９月１１日 北日本新聞報道より ◆ オウム幹部「無言」の慰霊碑へ謝罪 オウム真理教（アレフに改称）の荒木浩広報部長ら二人が十日、教団元幹部らに殺 害された坂本堤弁護士の妻・都子さんの遺体が発見された魚津市二ケの僧ケ岳林道沿 いの現場を訪れ、慰霊碑に献花した。車止めを設置した地元住民とトラブルはなく、 慰霊碑まで歩いた二人は、花束とともに「本当にごめんなさい。もう二度と、過ちは 繰り返しません」などと書いた坂本さん一家への謝罪文を供えた。 |
| 僧ヶ岳林道は、魚津市片貝川の支流である別又川から黒部川左岸・宇奈月町の宇奈月スキー場に通じている。通じているとは言っても、崩れては直すという繰り返しで、じっさいに車で通りぬけできることのほうが珍しい。そんな危なっかしい林道の魚津側に都子さんの慰霊碑があり、宇奈月側、スキー場の最上部に位置する公園には平和観音がある。 |