山芋のむかごのなかには、それを連想させる形のものがあるので
「塩ふぐり」と命名した。
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山で山芋のむかごを採ってきた。一粒一粒とるのは手間が大変だし、ちょっと触っただけで落ちてしまうので採り損ねたりする。傘を開いて、逆さに持ち、ここぞと思う場所で山芋の蔓がからまった木の枝を揺さぶる。面白いようにバラバラと落ちてくる。 |
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塩をひつつまみいれて茹でる。沸騰したら弱火にして約２分。 |
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茹であがったむかごを笊にあけて、水を切る。ボールに移して、塩を振り、軽くかき混ぜてなじませる。 |
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器に移す。べたつかないように紙タオル等を敷く。全工程５分足らずで出来上がり。プチっとした歯ざわりと、かんだ後にぬめりがあり、まあまあいけます。腹の足しというよりは酒の肴にいいかも。 |